◆えとじやブログの歩き方
基本的には気の向くまま歩いていただければ結構ですが、目的や気分に合わせて3種類ほど遊歩道 (?)を作ってみました。
◆カテゴリーごと
ブランド作りのフレームワーク
1)ブランド作りの土台を固める(エクイティ)
ブランドマーケティング、あるいはブランドそのものは、ブランドエクイティと呼ばれるものを考え、まとめるところから始まります。 ブランドエクイティは始まりですが同時に、途中経過でもあり、最後でもあり、常に見直すべき土台となるお仕事です。
2)ブランドのお客さんを決める・理解する (ターゲット)
ターゲットとなるお客さんを決めること。 当たり前の仕事ですが、ここでの決断がその後の「何を売るか」「どう伝えるか」全ての方向性を決めます。 セグメンテーションやプロファイリング…等のカタカナに踊らされやすいので厳重注意。
3)ブランドを育てるモノを作る (コンセプト)
至極当たり前で、こんなこと既に決まっていると思うかもしれませんが、「マーケティングの視点で何を売るか」が考えられていない場合があまりに多い。 また「コンセプト」を決めたからって、間違った「コンセプト」では何の意味もありません。
4)ブランドを育てるメッセージを決める (コミュニケーション戦略)
ターゲットと売りたいモノが決まっただけで、いきなり「どう伝えるか」を代理店に丸投げして大失敗しても、その責任はマーケッターにあります。 ブランドとお客さんが出会うことでどんなことを達成したいのか目標を描き、その目標を達成するための道筋を整える大事な仕事があります。
5)そして、ブランドを育てる・育て続ける (コミュニケーション施策)
ブランドは生まれてから育てることで、ほんとうの意味でお客さんに必要とされるブランドになります。 そのための、キャンペーンと呼ばれるマーケティングコミュニケーションについて。
マーケティング・マーケッターのスキル
1)聞く力・聞き出す力・見い出す力 (リサーチ)
リサーチひとつで売れるものも売れなくなり、売れないものが売れるようになる、魔法のような危険な瞬間。 グループインタビューや定量調査を始め様々な調査手法が溢れていますが、使いこなすにはだいぶスキルを要します。
2)生み出す力 (イノベーション・リサーチ)
マーケッターは自らアイデアを出せないといけない、みたいな誤解も含めて、ブランドマーケティングにおいて新しいことを始めるときに、マーケッターがやるべきこと。
3)ことばにする力 (思考力・言語化力)
マーケッターが忘れてはならない心得の中でも特に、マーケッターのことばにする力が欠かせないとえとじやは考えています。 ブランドを通してひと (マーケッター) からひと (お客さん) へコミュニケーションするには、どう伝えたいことをことばにすればいいのでしょうか。
4)人を動かす力 (プランニング・コミュニケーション)
ブランドマーケティングを実行するには、誰かの協力なくしては不可能です。 そもそもお客さんになにかを買っていただく仕事であり、色んな人の手で育つブランドの、親になるためにマーケッターが心得ておくこと。
マーケッターへのお土産
1)「今さら聞けないブランドのAtoZ」
マーケティングの仕事をしていなくても、基本からマーケティングを知りたいと思っている人向け。 もちろん復習用としても。
2)えとじやが出会った日本社会あるある
外資系メーカー卒業生である弊社が発見した、ちょっと不思議な日本の会社組織やそこで働くひとびとの行動について。 いわゆる「あるある」話になってます。