こういうの、このブログにはなんとなく合わないような気もするのですが、私のTwitter仲間で、以前(1回きりの)「オフィス探訪」でご紹介した「t601」の松本さんのお仕事、かっちょいいので、記事にしてしまいます。
簡単に言うと屋外での映像投影技術なんですが、スクリーンとなる壁などの傾きや凹凸をあらかじめ計算した上で、歪みなく美しい画像を映し出すことができるし、疑似3Dみたいな効果も出せるものです。
まぁ、説明はともかく、まずは、こちらのYouTubeの画像をご覧ください。 5分くらいです。 3分目くらいから、どっとかっちょよくなりますので、そこまで(我慢して?)みてくださいな。
場所はNIKEの吉祥寺店。 10周年に合わせたイベントで、先週25日まで行われていたそうです。 残念ながら、私は実物を見に行けなかったんですが、松本さんから写真やリンクなどを送っていただきました。
お店の壁、というより、ショーウインドウですよね。 曲がっているし、凸凹があるし、商品もディスプレイされているわけですが、それらをモノともせず、というか、ディスプレイされている商品をうまく映像とからめて、きれいな映像を映し出しています。 音楽もあって、見飽きないですな。
こういうのも、デジタルサイネージっていうんですね。
そりゃそうか。 こちらでも紹介されています。 インタビューや、松本さんの顔だし(はどうでもいい?)、他の作品などへのリンクもあるようなので、ごらんください。→こちら。
t601(およびのswitch)のこの映像技術(LANP)に関するサイトはこちらです。
こういうのを見ると、いまさら、ですが、映像(と音)の力というのを再認識させられます。
普段、私の仕事では、「ことば」が主役で、それがたとえのちに映像化されたりその他の感覚に訴えるものであったとしても、それらを言語で語ることを要求されるわけです。
戦略だ、ターゲットだ、アイディアだ、インサイトだ、と。
そうなると、ついつい言葉の上での辻褄合わせみたいなことになってしまったりして、お客さんにどういう感覚・感動を与えたいのかをうまく説明できなかったり、そのせいで、あたかもそのことが重要でないような錯覚に落ちいたったり、ひどい場合は忘れてしまったりするんですねぇ。
このイベントと全く関係のない(かのような)話になってしまいましたが、「そもそも(マーケティングの)コミュニケーションとは五感に訴えるものなんだ、理屈ばかりこねていても仕方ないんだ」という、とても「単純な真実」を思い出させてくれました。
お。
めちゃカッコいいですねぇ!!!
ほんと、こんな鳥肌が立つような、かっちょいいコミュニケーションしたいです。
私も自分の仕事でやってみたいなとInspireされました!