この1カ月の間に、拙ブログがメルマガで2度ほど紹介されたようで、今までにない数の方に来ていただいたようです。 そもそも、こんな殴り書きブログに目をとめていただいたのもびっくりですが、せっかく来ていただいた方々に、「いいひまつぶし」をしていただけたんでしょうか? だといいのですが。
今後ともよろしくお願いします。 ちょっと不定期ですが、週に一度は記事をあげていますので、ぜひまた「ひまつぶし」に来てください。
と、そんなこともあって、実は次の記事になかなか進めないでいたんですよね。 なんか、緊張するというか。 たくさんの方に見ていただくのなら、少しは賢そうなことを書かなきゃ、みたいな、邪念が沸き起こって。
でも、悩むのはやめました。 そんなこと考えてたら続かないし、と。
ですので、あいもかわらぬ、雑多なトピックを殴り書き、です。
先日、「1年を振り返って、7つの驚き」という記事を書いたときに、ちょいと反応があった、「会議って何するところ?」について、少し書いてみます。
以前、外資の(中でもかなり特殊な文化を持った)会社につとめていたころ、会議とは基本的にみんなが発言し、結論を出す・決定を下す場だという認識がありました。 必ず決定にたどり着けていたか、というのは別にして、少なくとも参加者の共通認識としてそういうのはありました。
で、日本の社会に放り出された私を驚かせたのは、偉い人しか話さない、だれも発言しない、質問しない、文句を言わない、何も決めない会議でした。 (いらいらした私は、出入り業者の分際で、「いつまでに誰が何をする」をだだだっ!とまとめちゃって、全員から白い目で見られ、さっさと帰らされた、というオチまでついてましたが。 もちろん、以後一切お声はかかりません。)
会議って何するところだっけ?
先程の会社の例は、やはり特殊な例で、おそらく多くの場面で、会議は結論・決定を出すところ、出すべきところ、という認識はみなさんお持ちなんでしょうね。
それでも、なかなか結論が出なかったりすることにいらだっている人は多いはず。
では、どうしたらいいのか?
「これで完璧」な解決策はありません。 残念ですが。 (これ、口癖かも。)
ただ、「小さな工夫」はありますよ。
To-Doリストを書くときにも同じアドバイスをするのですが、会議のタイトルと会議の議題の書き方を変えることです。
みなさん、なぜか、会議の議題には議論の対象となる項目を書きますよね。
「晩御飯のメニューについて」という会議のタイトルと、「晩御飯をうどんすきにするかの最終判断」という会議のタイトル。
「飲み物メニューに関する中間報告」という議題と、「飲み物リストに対する最終ヒアリング」という議題。
みたいなことなんですが。
そうすると、会議に使う資料やスライドのタイトルもそれに伴って変わりますし、当然議題の流れも結論とアクションに向かっていくようにならざるを得ません。 参加者の意識も変わります。 そもそもみなさんのカレンダーに「最終判断ですよ」という項目がのっかるわけで、「じゃぁ、それまでに見解をまとめとかないと」ってなりません?
だめ? ならないか、、、。
でも、みんな「ラストオーダーになりますが?」って言われると、すぐ決めるのになぁ。
お。
なので、目から鱗が落ちました。なるほど確かに「目標とアクション」を議題にした方が明確で分かりいいですね。
コピーで言うところのWhat to say(何を言うべきか/何を解決すべきか)というものに近いかも(近くないかも…)です。